宝の持ち腐れ、猫に小判、豚に真珠とまぁ色々な慣用句がありますが、友人に譲ってもらったデュラエースC40はワイにとってまさにそれ以外の何物でもない。
C40はいつか来る(であろう)ディスクロードのために温存するべくシクロクロス用のホイールを新調しました。
それはそれで大変だったのですが…過去形にするのはまだ早い?
選んだホイールは…
最初は仲間内からも評判のいいSPECIALIZED(Roval)のC38にするつもりだったけど、絶妙なタイミングで20%以上値上げされてしまいトーンダウン。
同じく仲間内に評判がいい(そして安価な)のはアレックスリムやフルクラムのレーシング5といったところ。
高いホイールはC40から換える意味がないので今回は候補に加えない。
てか買えない。
タイミングの悪いことにアレックスリムも値上げされ候補から外すことに。
もうC40で良いかなと思ってたところに、レーシング5が10%オフ、更にワイズロードオンラインのブラックフライデーキャンペーンで当選したポイントが10,000Pある…
という事でお持ち帰り♪
レーシング5の重量を測るよ
C40の重量が1,600g弱でレーシング5の公称値が1,660gなので、(ポイント利用で)5万以下で手に入れることが出来、60g差なら十分に許容範囲でしょう。
折角いい機会なので裸のうちに測っておきます。
まずはフロントから…あれ?815g(汗
リ、リアは…950g(滝汗
緩衝材やら何やら付いたままとはいえ前後で1,765g、公称値+105gは大きいな。
ま、いっか
気を取り直してタイヤを嵌める
100g重かろうが150g重かろうが、ワイの実力なら大差ないやろうと開き直ってタイヤを組んでいきます。
タイヤはチャレンジタイヤのベビーライムスです。
シケインは捨てがたいけど1本持ちなら万能なもの、グリフォとも迷ったけど昔TU(チューブラー)使って印象の良かったベイビーライムスで。
もちろん、ハンドメイドの新しいTLR(チューブレスレディ)です。
が
噂には聞いてたけどマジ硬い。
マジ嵌まらない。
片側すら嵌まらないの、笑っちゃうw
いや笑えない。
タイヤペンチを前に買ったことを思い出して、それでも固くて悪戦苦闘の末ようやく勝利。
フロントだけ。
リア…やる元気ないけど勢いでやる。
タイヤペンチ折れた。
ゲームセット…
気を取り直してビードを上げる
速攻でamazonさんにタイヤペンチを届けてもらって、苦悶しながらリアタイヤの取付が完了した。
次タイヤペンチが折れたらホイールセットごと窓から投げ捨てるとこだった。
タイヤが取り付いて人心地ついたけど、ここからが大事。
TLR遣いの大事な儀式ビード上げ。
ここまで苦労してビードが上がらなかったら、ホイールセットごと窓から投げ捨てる。
そう誓ってシュワルベのタイヤブースターに11bar.まで空気を溜めます。
そして一気に開放っ!
パンパン(ビードの上がる音)
歓喜
何とか一発で上がりました。
STANSのシーラントを30ccほど入れてエアを4bar.まで入れて“追いビード上げ”しておきます。
え、ディスクローターの取付工具が?
後はカセットやらディスクローターを取り付けてしまえばお終いです。
ここまで来れば楽勝です。
そう思ってる時期がワイにもありました…。
カセットは手持ちの11-32t、105グレードだけど無問題。
ブレーキローターはシマノのにしました。
F160mm、R140mm、センターロックです。
センターロックの取付工具といえばカセットを取付ける工具でしょ?
違った。
フルクラムはシマノのBBを取付ける工具を使うみたいです。
持ってて良かった。
いよっしゃ、終わりです!
まだ終わらんよ
後はエア漏れのチェックと実走で問題がなければレースに投入できます。
取り敢えず4bar.まで入れて24時間後にエアを計測します。
2bar.になってました!微妙です!
まぁでもこれくらいならレース前にエア入れれば大丈夫でしょう。
翌日…
ぺったんこやないか。
バルブの増し締めとシーラント追加投入してみます…くそ。